こんにちは、「鈴の音」です。
就労継続支援B型事業所を利用していると、「工賃をもっと上げられたら…」と思うこともありませんか?
工賃を上げるには、事業所の取り組みや利用者さん自身の努力が必要です。
今回は、工賃が上がりにくい理由と、少しでも収入を増やすためにできることを考えてみましょう。
◇ 工賃が上がりにくい理由
鈴の音のように時給制を採用している事業所(鈴の音の時給は350円)では、働く時間が増えれば工賃も増えます。
しかし、時給そのものを上げるのは簡単ではありません。
・ 事業所の収益が工賃に反映されにくい
B型事業所では、受注できる仕事の単価が低いため、大幅に売上を伸ばすのが難しいです。
また、一般企業のように利益を直接従業員の給与に反映する仕組みではありません。
事業所では、運営や支援体制の充実を優先するため、工賃の引き上げにつながりにくいのです。
・ B型事業所の仕事が低単価になりやすい
B型事業所が受注する仕事は、比較的単純な作業が中心になりがちで、どうしても単価が低くなります。
事業所が独自の商品を開発して販売する際も、販路の確保が難しく、安定した収益につながりにくいです。
◇ 施設側ができること
事業所が工賃を上げるためには、仕事の質を向上させ、新たな取り組みをおこなう必要があります。
・ 仕事の質を向上させる
事業所が工賃を上げるためには、より高単価の仕事を確保しなければなりません。企業と連携し、単純作業にとどまらない業務を受注する工夫が必要です。
また、独自の商品開発を進めてネット販売や地域のイベントを活用し、販路の拡大を目指すのも大切です。
・ 成功事例を参考にする
工賃アップに成功しているB型事業所では、独自の強みを活かした取り組みがおこなわれています。たとえば、職員のサポート体制を強化して利用者さんの得意な分野を伸ばす工夫をしたり、地域の企業と協力して安定した仕事を受注したりしています。
こうした成功事例を参考にしながら、事業所の特性に合った方法を見つけていく必要があります。
◇ 利用者さんができること
工賃を上げるためには、事業所の取り組みだけでなく、利用者さん自身の意識や行動も大切です。
日々の作業を通じて、できることを少しずつ増やしていくと、より多様な仕事に挑戦する機会が生まれます。
その積み重ねが、新たな可能性につながっていくでしょう。
・ スキルアップを意識する
できる仕事の幅を広げると、工賃アップにつながる可能性が高まります。
新しい作業に挑戦したり、パソコンスキルや手作業の技術を身につけたりすると、より多様な仕事ができるようになります。
・ 事業所に意見を伝える
「こんな仕事がしてみたい」「もっとこういう作業があれば挑戦できる」といった意見をスタッフに伝えることも大切です。
事業所側も、利用者さんの声を活かして、新たな仕事の可能性を広げていけるかもしれません。
◇ できることから一歩ずつ
工賃を上げるためには、B型事業所と利用者さんが互いに協力し、それぞれができることを見つけ、一緒に取り組むことが大切です。
鈴の音は、これからも利用者さんやご家族とともに、一人ひとりに合った働き方を考えていきます。
一歩ずつ、無理なく、自分らしく。 一緒に考えていきましょう。