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B型利用者さんの「やる気スイッチ」を入れる方法

―鈴の音が大切にしている、ひとりひとりの歩幅―

鈴の音には、いろいろな個性を持った利用者さんが通われています。
その日によって気分が違うこともあって、作業が楽しいときもあれば、ちょっとお休みしたくなるときも。
「やる気スイッチ」は目に見えないものだからこそ、焦らず、そっと寄り添うことが大切だと私たちは考えています。
今回は、鈴の音で大切にしている「やる気スイッチ」との向き合い方をお伝えします。

◇ 「やる気スイッチ」はひとつじゃない

誰かのスイッチが音楽なら、別の誰かはおしゃべりだったり。
鈴の音では、利用者さん一人ひとりの「これならできるかも」という小さなきっかけを大切にしています。
作業に取り組む前に、今日の気分や体調をうかがって、その日その時に合った方法でスタートします。
無理に始めなくても大丈夫。まずは「座ってみる」ことから、一歩を踏み出してみましょう。

◇ 「できた!」を積み重ねる喜び

鈴の音では、手先が器用な方にはアクセサリー作り、ものづくりが好きな方にはキャンドル制作やインテリア木工など、それぞれの得意や興味を活かしたお仕事を提案しています。
「できた!」という達成感は、少しずつ自信につながり、次の「やってみよう」を生み出します。
小さな積み重ねが、気がつけば大きな成長になっていることも。
そんな利用者さんの変化を、そばで見守らせてもらうのが、私たちスタッフの何よりの喜びです。

◇ 無理せず、自分のペースで

体調や気分には誰にでも波があります。鈴の音では、「今日は少しゆっくりしたいな」という気持ちがあれば、休むことも大切にしています。
お茶を飲んだり、誰かとおしゃべりしたりしながら、心に負担をかけずに過ごせる時間は大事です。その人らしいペースが一番。

◇ 鈴の音ならではの、あたたかな居場所

作業を通して「できた」を増やすだけでなく、鈴の音では、お茶の時間やイベントも大切にしています。
「ここに来ると、なんだか気持ちが落ち着く」 ような場所であることが、私たちの目標です。
利用者さんもご家族も、安心して過ごせるため、スタッフみんなで心を込めてサポートしています。

鈴の音で、やる気と笑顔を見つけませんか?

「うちの子、やる気が続かなくて…」 「どんな場所なんだろう?」 そんなご相談も、お気軽にお寄せください。
鈴の音では、利用者さんが自分らしく過ごし、できることを見つけていけるよう、全力でサポートしています。
ぜひ一度、見学にいらしてみてください。 ここから始まる、新しい一歩を一緒に探してみましょう。

鹿児島における就労継続支援b型事業所の全体像を確認したい方へ

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この記事を監修した人/サービス管理責任者:長谷 雄二
長谷 雄二

鹿児島市生まれ
高校卒業後YAMAHAでピアノ調律を学び13年間楽器店に勤務。
その後福祉と縁ができ24年、障害支援施設に勤務し、現在は就労支援継続B型鈴の音でサービス管理責任者として勤務中。
趣味は、釣り(チヌ釣り)・道の駅巡り