B型の「仕事」って言うけど、実際はどこまで仕事なのか?

こんにちは、鈴の音です。
B型事業所と聞くと、「仕事をする場所」というイメージを持つ方が多いかもしれません。
でも、その「仕事」って、一体どんな意味や役割があるのでしょう? 今回は、鈴の音で取り組んでいるB型事業所の「仕事」について、わかりやすくお話ししたいと思います。

◇B型事業所での「仕事」とは

B型事業所の「仕事」は、いわゆる一般企業での「労働」とは少し違います。
B型は、障害や体調に合わせて自分のペースで作業に取り組む場所です。
そのため、毎日フルタイムで働くわけではなく、大切なのは無理のない範囲で「できる作業」を続けていくことです。
作業に対しては、お給料として工賃が支払われますが、それはあくまでも「できる範囲で取り組む姿勢」が反映される形になっています。

◇鈴の音で取り組んでいる作業内容

鈴の音では、利用者さんが楽しみながらできる作業を大切にしています。
「仕事」といっても、手を動かすだけではなく、作業の合間のおしゃべりや、仲間と協力しながら完成させる喜びが、とても大切な時間です。

【グリーン部門】
・植物栽培
苗づくりや植え替え、水やりをおこない、植物の成長を間近で感じながら取り組める作業です。
季節の移り変わりとともに植物が育つ姿にやりがいを感じられます。

・インテリア木工
育てた植物をより魅力的に見せるため、板(土台)を作り、植物を板に取り付ける作業です。
手作業で丁寧に仕上げることで、空間を明るく彩るインテリアになります。

【雑貨部門】
・アクセサリー作り
人気のビーズを使い、リングやネックレスを一つひとつ丁寧に仕上げていく作業です。
身に着けることで暮らしを彩る、素敵な作品が生まれています。

・キャンドル作り
インテリアやプレゼントとして人気があり、ガラスのコップに入ったシンプルなものから、鹿児島ならではの火山灰や軽石を使ったユニークなもの、クリームソーダやフルーツを模したかわいらしいデザインのものまで、バリエーション豊かなキャンドルを制作しています。

◇「仕事」という言葉の意味

私たちが「仕事」と呼んでいる作業は、実は「生きがい作り」や「社会とのつながり」を生むための大事なステップです。
「誰かの役に立っている」「できた!と言えることが増えた」――そんな小さな達成感が、利用者さんたちの自信につながっています。
だから、鈴の音では「仕事」を義務やノルマのようには考えていません。
ひとり一人が「やってみようかな」と思えた瞬間を大切にしています。

◇鈴の音で目指していること

鈴の音が目指しているのは、無理なく、楽しく「続けられる」仕事のかたちです。
たとえ短い時間でも、ほんの少しの作業でも、誰かと一緒に取り組むことで、心がふわっとあたたかくなる――そんな毎日を積み重ねたいと考えています。
「仕事」とは、暮らしの一部であり、笑顔のきっかけになるもの。
鈴の音では、利用者さん一人ひとりの歩むペースに寄り添いながら、スタッフみんなで支え合い、ともに明るい未来を描いています。