こんにちは、鹿児島市の就労継続支援B型事業所「鈴の音」です。
仲間と一緒に過ごす時間は、支え合いや励ましになる一方で、ときには気持ちがすれ違ってしまうこともあります。「どうしてこんなことで…」と戸惑ったり、心が沈んだりするのは自然なことです。そんなときに気持ちを切り替えられる工夫を知っていると、毎日の作業がもっと安心できるものになります。今回は、気持ちの切り替えに役立つ工夫をいくつかご紹介しますので、参考にしてみてください。
◇人と一緒に働くときに起きやすいすれ違い
仲間と一緒に作業する場面では、思わぬすれ違いが生まれることがあります。これは特別なことではなく、考え方や動き方の違いから自然に起こるものです。それをあらかじめ知っておくと、「自分だけじゃない」と安心できるでしょう。以下のような場面が、すれ違いのきっかけになることがあります。
- 作業ペースの違い: 相手のペースが速すぎたり遅すぎたりすると、自分の動きに不安を感じ、不満につながることがあります。
- 道具の使い方の違い: ハサミや接着剤など、ちょっとした使い方の違いを指摘されると、自分のやり方を否定されたように感じることがあります。
- 声のかけ方の違い: 相手に悪気はなくても、声の大きさや言い方次第で注意やお願いが強く響き、きつく感じられることがあります。
- 意見の伝わり方の違い: 自分の考えや気持ちを伝えたつもりでも、相手に違う意味で受け取られてしまい、誤解が生まれて距離を感じることがあります。
◇気持ちを切り替える小さな工夫
仲間とうまくいかないと感じたとき、気持ちを切り替える方法を知っておくと、その後の作業に前向きに取り組みやすくなります。無理に笑顔をつくるのではなく、自然に気持ちを落ち着けられる工夫が役立ちます。ここで紹介する工夫はどれもすぐに実践できるものなので、気軽に試すことができます。
- 深呼吸をして一度リセット: ゆっくりと息を吸い、吐き出すことで気持ちを落ち着けることができます。深呼吸には、体に酸素をしっかり取り入れて緊張をやわらげたり、心拍を整えて安心感を得たりする効果があります。
- 作業に集中する: 相手のことばかり考えず、いま自分が取り組むべきことや手元の感覚に意識を向けると、余計な不安が和らぎます。目の前の作業に没頭することで小さな達成感や充実感が生まれ、気持ちが前向きになりやすくなります。
- 小休憩や水分補給: 少し席から離れて気持ちを整えると、再び作業に向かいやすくなります。
◇安心できる声かけや相談先
気持ちがすれ違いでいっぱいになったとき、信頼できる人に話を聞いてもらうだけで心が軽くなることがあります。鈴の音では、スタッフや仲間との会話を通じて「ひとりじゃない」と感じられる環境を大切にしています。
- スタッフへの相談: 作業の配置を変える、声をかけてくれるなど、その日の状況に合わせた支えを受けられます。
- 仲間との共有: 同じ経験を持つ利用者さんと話すことで共感が得られ、「自分だけではない」と安心できます。
◇鈴の音で大切にしているサポート
鈴の音では、利用者さん一人ひとりが安心して仕事に取り組めるよう、日々の小さなすれ違いや気持ちの切り替えを支える工夫をしています。作業の内容や組み合わせを調整したり、声をかけて気持ちを和らげたりと、状況に応じたサポートを心がけています。利用者さんが「安心して作業に向かえる」ことを何より大切にしています。


