Home » お役立ちコラム » お金を通して自立を育てる 就労支援B型で身につける“金銭感覚”と働く力

お金を通して自立を育てる 就労支援B型で身につける“金銭感覚”と働く力

こんにちは、鹿児島市の就労継続支援B型事業所「鈴の音」です。

B型事業所では、体調や生活リズムに合わせて働きながら、社会とのつながりを育むことができます。その中でも「お金」との向き合い方は、自立への大切なステップです。働いて得た工賃をどう使い、どう貯めていくか──その一つひとつが、日常を支え、未来を描く力につながっていきます。働くことやお金のことに不安を感じている方も、どうか安心してください。小さな一歩からでも、自分らしいペースで前に進むことができます。

◇B型事業所で育つ“働く意味とお金の関係”

B型事業所では、無理のないペースで作業を続けながら、「働く」ことの意味を少しずつ実感していきます。お金を得るという経験は、社会の一員としての自覚を育て、自分の役割を感じるきっかけにもなります。軽作業や創作活動、屋内外での仕事などを通して、「働くことが形になる」喜びを感じる人も多くいます。

自分で決める力を育てる お金の管理は“自立の練習”

お金の使い方を考えるのは、自分の生活を見つめ直すことにつながります。最初は難しく感じても、支援スタッフと一緒に考えながら、少しずつ「自分で決める力」を身につけていきます。お金の管理は、自立への大切な練習のひとつです。

  • 小さな目標を決める: 「今月は〇〇円貯めてみる」など、自分に合ったペースで取り組む
  • 記録してみる: ノートに支出を書き出して、振り返る習慣をつくる
  • 話し合う: 支援員や仲間と一緒に使い方を考え、安心して工夫できるようにする

キャリアアップの道しるべ 少しずつ広がる“働く力”とお金の使い方

働く時間や作業内容に慣れてくると、自分のペースで挑戦の幅を広げられるようになります。B型事業所での経験は、次のステップに進むための大切な土台です。この章では、働く力の成長とともに、お金との付き合い方も少しずつ変化していく過程をまとめてみましょう。

  • Step1 → 慣れる: 通所を続けながら、体調を整え、作業リズムをつかむ。まずは安定した生活の中で、少しずつお金を管理する習慣を意識する。
  • Step2 → できることを増やす: 新しい作業に挑戦し、少しずつスキルを広げる。同時に、使い道を自分で考え、必要なものとそうでないものを見分ける力を育てる。
  • Step3 → 自信を持つ: 作業スピードや品質が安定し、工賃アップを目指せる。お金の使い方にも余裕が生まれ、貯金や計画的な買い物に挑戦できる。
  • Step4 → 社会とつながる: 販売イベントや地域活動に参加し、人との関わりを広げる。収入を通じて、自分が社会の中で役立っている実感を得る。
  • Step5 → 次のステップへ: A型事業所や一般就労など、自分の目標に向かって歩み出す。働くこととお金の管理、その両方を自信に変えていく段階。

働く力とお金の扱い方は、少しずつ並行して育っていきます。焦らず、自分のペースで進んでいくことが何より大切です。

鈴の音からのメッセージ 安心できる居場所として

鹿児島市の就労継続支援B型事業所「鈴の音」では、利用者さん一人ひとりのペースを大切にしながら、“働く力”と“お金の感覚”を育てるサポートをおこなっています。見学や体験も随時受付中です。安心できる環境で、自分らしい働き方と生活を一緒に見つけていきましょう。利用者さんが自分のペースで進めるよう、いつも寄り添いながら支えていきます。

 

この記事を監修した人/サービス管理責任者:長谷 雄二
長谷 雄二

鹿児島市生まれ
高校卒業後YAMAHAでピアノ調律を学び13年間楽器店に勤務。
その後福祉と縁ができ24年、障害支援施設に勤務し、現在は就労支援継続B型鈴の音でサービス管理責任者として勤務中。
趣味は、釣り(チヌ釣り)・道の駅巡り