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「ゆるく働く」は甘え? いや、むしろ社会の最前線かも!

こんにちは、誰もが自分らしく働ける場所を目指している「鈴の音」です。

みなさんは、「ゆるく働く」という言葉を聞いたことがありますか? 「やる気がない」「甘えている」といった否定的な印象を持たれがちな言葉です。
でも、本当にそうでしょうか?

社会の変化とともに生まれた新しい価値観のひとつとして、「無理なく自分らしく働く」ことを大切にするスタイルが広がっています。
「ゆるく働く」は、単なる甘えではなく、さまざまな人が長く活躍するための、新たな働き方のひとつなのかもしれません。

◇「ゆるく働く」は、不真面目なこと?

「ゆるく働く」のは、ゆったりとした環境で自分のペースを大切にしながら働くこと。
つまり、無理なノルマを抱えず、自分に合った働き方を選ぶことです。
仕事にはさまざまな形があります。余裕があるように見えて無理をしている人がいる一方で、一生懸命働いていてそれが自然な人もいます。
大切なのは、自分に合った働き方を知ることです。
無理を続けると、心身に負担がかかり、結果的に働けなくなることがあります。
どんな人でも「自分に合った」働き方を見つけることが重要です。

◇「社会の最前線」としての「ゆるく働く」

じつは、「ゆるく働く」という概念は、すでに世界でも受け入れられています。
その代表的なものが、デジタルノマド会社が提唱する「柔軟な働き方」です。
たとえば、次のような働き方が挙げられます。

・リモートワーク:職場に通わず、好きな場所で仕事をする
・フレックスタイム制度:決められた時間ではなく、自分のペースで働く

大切なのは、自分に合った働き方を選び、無理なく続けられる環境を整えることです。
支援が必要な人にとっても、「ゆるく働く場」はとても大切です。安心して働けることで、毎日の生活に余裕が生まれます。
こうした環境が広がれば、誰もが自分らしく働ける社会になっていくでしょう。

◇隠れた力を引き出す場所

鈴の音は、「ゆるく働く」場所でありたいと思っています。
利用者さんお一人おひとりが、自分のリズムで働ける場所。
ここでは、それまで隠れていた本来の力を発揮して、それぞれの能力を社会に生かせます。
「ゆるく働く」は、次世代の新しい働き方のひとつです。私たちは、その価値観を大切にして、実践していきます。

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この記事を監修した人/サービス管理責任者:長谷 雄二
長谷 雄二

鹿児島市生まれ
高校卒業後YAMAHAでピアノ調律を学び13年間楽器店に勤務。
その後福祉と縁ができ24年、障害支援施設に勤務し、現在は就労支援継続B型鈴の音でサービス管理責任者として勤務中。
趣味は、釣り(チヌ釣り)・道の駅巡り