こんにちは、障がいのある方と地域をつなぐ、鈴の音です。
B型事業所は、就労継続支援の場として知られていますが、ただ働く場所というだけではありません。
そこから生まれる“地域へのあたたかい貢献”が、静かに、でも確かに広がっています。
◇地域の誰かを思いながら生まれる手しごと
B型事業所では、軽作業や製品づくり、農作業などを通して、地域に向けたさまざまな「ものづくり」がおこなわれます。
地域のイベントで製品を販売したり、福祉施設や企業と連携した作業を担ったりしながら、地域の一員としての役割を果たしています。
たとえば鈴の音では、グリーン部門と雑貨部門の活動を通じて、誰かの暮らしに寄り添う作品を丁寧に作っています。
キャンドルやアクセサリーは、贈り物としても人気があり、地域の方から「とても喜ばれた」という声が届くこともあります。
◇地域に届ける“やさしいしごと”
多くのB型事業所では、清掃活動や公園の整備、地域の美化活動などにも取り組んでいます。
日々の仕事が地域の快適な環境づくりに役立ち、利用者さん自身の誇りにつながります。
たとえば鈴の音では、植物の世話やインテリア木工を通して、地域の店舗やイベントを彩る活動を行っています。
「部屋が明るくなった」といった声が届くたび、小さな達成感が積み重なっていきます。
◇貢献とは、誰かにとっての“うれしい”を増やすこと
B型事業所の活動は、直接的な収益や経済的な利益を目的としたものではなく、「誰かのために何かができる」ことを重視します。
それは、地域社会の中で自然なかたちでつながりを育み、あたたかい気持ちが通い合う関係を築くための大切な一歩です。
誰かのくらしをほんの少し彩ること、気持ちがやわらぐ時間を届けること—— それもまた、地域への確かな貢献だと私たちは思っています。
◇これからも地域に根ざした鈴の音でありたい
私たちは、利用者さんが地域と自然につながれる場を大切にしています。
作品を通じて「うれしい」「ありがとう」が行き交う時間は、利用者さんだけでなく、地域の方にも笑顔をもたらしてくれるからです。
これからも鈴の音は、“できること”をひとつひとつ丁寧に届けながら、地域に根ざした存在であり続けたいと願っています。