こんにちは、鈴の音です。
「外で働くのはちょっと大変…」と感じることはありませんか?体調の波や移動の負担など、さまざまな理由で外に出るのが難しいときもあります。
今回は、そんなときの選択肢として「リモート就労」という働き方についてお話しします。自分のペースで、自分の場所で働く――そんな可能性を、いっしょに見ていきましょう。
◇ICTがひらく、働き方の新しい扉
パソコンやスマホ、インターネットといったICT(情報通信技術)を活用すれば、住んでいる場所や移動のしやすさにとらわれずに働ける可能性が広がります。
特に、体調に波がある方や、静かな環境で集中したい方にとっては、自分のペースで働けるというメリットもあります。
◇どんな仕事があるの?
実際に、リモート就労で働いている障がいのある方もいらっしゃいます。次のような実例があります。
- 地方と都市の企業が連携: 北海道と東京の企業が協力し、在宅で物件情報の入力や事務作業を担当するケース
- 在宅勤務が中心の企業: 財務、与信判定、プログラミングなどを、体調に合わせて自宅でおこなっている例
- 支援付きのチーム作業: オンラインで画像編集やデータ処理を分担しながら、無理のないペースで働ける仕組みが整えられている
どの例にも共通しているのは、ICTを活用し、場所や体調に左右されず、自分の力を発揮できる環境が整っていることです。
◇リモート就労に向けて、どんな行動が必要?
リモート就労を「やってみたい」と思ったとき、まず何から始めたらいいのでしょうか? 具体的な一歩を、いくつかご紹介します。
- パソコンの基本操作を練習する: 文字の入力、マウスの使い方、メールのやりとりなど、身近なことからスタート。
- Zoomなどのビデオ通話に慣れる: 初めての方も、支援者と一緒なら安心。短い時間のやりとりから試してみましょう。
- 無料の学習サイトを活用する: 「YouTube」や「Googleドキュメント」など、ネット上には入門向けの教材がたくさんあります。
- 興味のある分野を探してみる : 絵を描くのが好き、文章を書くのが得意、人とお話しするのが好き――得意なことが、リモートのお仕事につながるかもしれません。
- 支援員やスタッフに相談する: 「こういう働き方に興味がある」と話すことで、新しい選択肢が見えてくることもあります。
◇鈴の音でも、ICTを活かした未来への一歩を
リモート就労は、まだまだ新しい分野。でも、だからこそ、いま小さな一歩をふみ出すことで、未来の可能性が広がっていくのではないでしょうか。 鈴の音でも、ネットを活用した作品紹介など、ICTを取り入れた取り組みが少しずつ始まっています。働き方の可能性についても、今後探っていけたらと考えています。
無理のないペースで、安心できる場所で。
そんな働き方が、ICTによって少しずつ現実のものになりつつあります。
鹿児島における就労継続支援b型事業所の全体像を確認したい方へ
この記事は就労継続支援b型事業所という大きなテーマの一部です。
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