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“行きたくない日”があってもいい ― 短時間でもゼロにしない安心感

こんにちは、鹿児島市の就労継続支援B型「鈴の音」です。

誰にでも「今日は行きたくない」と感じる日があります。無理をして通う必要はありませんが、制度には「短時間でも通うことに意味がある仕組み」があります。今回は、その安心できる制度の背景をご紹介します。

◇ B型事業所の制度と利用実績

B型事業所では、利用日数や利用時間が「利用実績」としてカウントされます。これは、国や自治体が事業所に給付費を支払う根拠となる大切な記録です。

  • 短時間でも通所すれば「実績あり」
  • 事業所はその実績をもとに給付費を請求できる

利用者さんにとっても、出席した分はしっかり記録が残り、通い続けやすい環境づくりにつながります。
つまり、1時間だけの通所でも「ゼロではない」ことに大きな意味があります。

◇ 少しの時間でも工賃になるしくみ

工賃は事業所によって計算方法が異なりますが、最も多いのは「時給制」で、次いで「日給制」、一部では「出来高制」が採用されています。

  • 時給制:作業時間に応じて工賃が発生
  • 日給制:通った日ごとに工賃が発生
  • 出来高制:作業量によって金額が変動

たとえ短時間であっても、その積み重ねが月末にはしっかり形となって工賃に反映されます。小さな出席や作業が一歩ずつ積み上がり、最終的には大きな成果につながる——そんな仕組みだからこそ、無理をせず続けることに意味があります。

◇ “ゼロにしない”ことの積み重ね

制度上も工賃上も、ゼロにしないことは大切です。小さな積み重ねでも継続することで安定感が生まれ、利用を続ける自信にもつながっていきます。

  • 「今日は1時間だけでも来た」→実績が残る
  • 「作業は少しだけでもした」→工賃が発生する
  • 「継続して来ている」→利用契約や給付も安定する

無理をせず、自分にできる範囲で続けることが安心につながります。

◇ 確かな一歩を鈴の音とともに

鈴の音では、利用者さんの体調や気持ちに合わせて柔軟に働き方を調整できます。短い時間からでも大丈夫。「全部かゼロか」ではなく、「少しでも積み重ねる」ことが確かな一歩となります。そんな安心感を大切にしながら、私たちは毎日の取り組みを支えていきます。

この記事を監修した人/サービス管理責任者:長谷 雄二
長谷 雄二

鹿児島市生まれ
高校卒業後YAMAHAでピアノ調律を学び13年間楽器店に勤務。
その後福祉と縁ができ24年、障害支援施設に勤務し、現在は就労支援継続B型鈴の音でサービス管理責任者として勤務中。
趣味は、釣り(チヌ釣り)・道の駅巡り