こんにちは、鹿児島市の就労継続支援B型事業所「鈴の音」です。
日々の活動の中で、「もっと伝えたいけれど、うまく言葉にできない」と感じる場面はありませんか。遠慮しがちな気持ちも、そっと形にすれば、支援の質がぐっと上がり、過ごしやすさにもつながります。今回は、利用者さん自身が思いを伝えるためのヒントをまとめました。
◇気持ちを伝える大切さと、その背景にある不安
利用者さんの中には、支援スタッフに相談したい内容があっても、「迷惑かな」「どう思われるだろう」と言い出せずに抱え込んでしまう方もいます。B型事業所では、気持ちの変化や体調の揺れにも寄り添いながら活動を進めるため、ちょっとした思いも大切なサインになります。
事業所で過ごす時間が安心したものであるほど、言葉にしにくい悩みも出てきがちです。だからこそ、気持ちを適度なタイミングで伝える工夫が役立ちます。
◇気持ちを伝えるための、小さなコツと整理の視点
言いたいことを整理してから伝えると、支援スタッフも状況を理解しやすくなります。少しだけ準備をしてから言葉にすると、気持ちの負担も軽くなり、「伝えてよかった」という実感が生まれやすくなります。
以下は、気持ちを整理したいときに役立つヒントです。
- 困りごとの種類: 作業・体調・人間関係など、どの分野かをざっくり分けて考える
- 困っている場面: 朝の体調、作業中、帰宅前など、具体的にいつ起きているかを振り返る
- 困りごとの程度: どのくらい困っているのか、頻度や負担感で表してみる
- 望んでいる支援: 手伝ってほしい、調整してほしい、相談だけしたいなどの希望を添える
◇B型事業所で支援スタッフが大切にしている視点
支援スタッフは、利用者さんの言葉をそのまま受け止めるだけでなく、「背景にどんな気持ちや状況があるのか」を丁寧に読み取ろうとしています。安心して過ごせる環境づくりのためには、利用者さんの声が大きなヒントになります。
たとえば、朝の体調が不安定なときには作業量を調整したり、気持ちが落ち着かない日は短時間の作業へ切り替えたりと、その日の様子に合わせた寄り添い方をしています。
また、体調の変化や不安が続いているときは、支援スタッフが一緒に振り返り、無理のない形で過ごせるように調整することもあります。声を届けることで、活動スタイルがより自分らしい形に近づいていきます。
◇利用者さんの声で支援が変わる仕組み
気持ちを伝えたことで環境が良い方向に変わるケースは多くあります。少しの調整でも過ごしやすさが大きく変わることがあり、一言の相談が環境改善のきっかけになることも珍しくありません。
事業所全体のミーティングや個別支援計画の見直しなどにも、利用者さんの声が反映されます。「自分の声が誰かの役に立つ」という実感は、活動の励みにもつながります。
◇鈴の音での“声を活かす”取り組み
鈴の音では、植物栽培や木工、アクセサリー制作やキャンドル作り(雑貨ブランド名Ring Ring)など、多彩な作業を用意しています。どの作業も、利用者さんの声を聞きながら調整し、無理なく参加できるように工夫しています。 例えば、「集中が続かない」という声には短時間で達成感が得られる作業を、「手先を使いたい」という希望には細かなアクセサリー制作を選べるようにしています。小さな気づきや一言が、より安心して取り組める環境づくりにつながっています。
◇見学・体験のご案内と、これからの安心づくり
気持ちを伝えながら、自分に合った活動を見つけていくことは、B型事業所での大切な一歩です。鈴の音では、利用者さんの声を丁寧に受け止め、どんな小さな変化も一緒に見つめながら進めていきます。
見学や体験はいつでも歓迎していますので、気持ちの整理や活動内容の確認を兼ねて、お気軽にお問い合わせください。無理のないペースで大丈夫ですので、あなたのリズムに寄り添いながら、安心できる時間を一緒につくっていきましょう。


